たった5分で超寝れるようになる方法
- 2020.10.23
- 睡眠
みなさんどうもこんにちは
今回は科学的エビデンスを基に
寝る前にたった5分間行うだけで
睡眠薬を使った時と同じくらい、早く、ぐっすり眠れるようになる
テクニックとその理由、そして最後に実践時のコツと注意点
について解説していきます。
ではいきましょう。
すぐに眠れるようになる方法
まず早速ですが、寝る前にたった5分行うだけで
早く、ぐっすり眠れるようになる方法
それは、寝る前に5分だけ「次の日の予定、Todoリスト」を紙に書き出すことです。
ベイラー大学の実験
アメリカのベイラー大学が学生を対象に行った実験によると
全体を2つのグループ
寝る前に5分だけ「今日または前日に終えた作業」を紙に書き出したグループと
寝る前に5分だけ「次の日の予定、Todoリスト」を紙に書き出したグループに分けて
一週間、眠りにつくまでの時間を調べた結果
「次の日の予定、Todoリスト」を紙に書き出したグループは
眠りにつくまでの時間が平均9分ほど早くなった事が分かったそうなんですよ。
眠りにつくまでの一般的な平均時間は大体10分~20分と言われていて
そこからさらに9分早くなるという事なんで相当効果のあるテクニックで
事実、睡眠薬を使った時の寝つきの良さと同じレベルだったりするわけです。
眠れるようになる理由
じゃあ、なんでそんなにぐっすり眠れるようになるのと、その理由を解説すると
寝る前に5分間、翌日の予定を紙に書き出すことによって
今日やるべきことは終わったと自分の脳に教え込むことが出来るからです。
反対にこれをしないと人間の脳は緩やかに動き続けてしまい
いつまでも脳がオフの状態にならない。
オフにならないとなかなか眠りにつけず疲れを引きずってしまい
翌日に自分の本来の力を発揮することができなくなってしまいます。
明日どんなことをするのかということを紙に書き留める事によって
人間の脳は明日のことに切り替わって今日はリラックスしようとなるので
落ち着いて眠りにつけるという事なんです。
この事に関しては神経科学者のダニエル・J・レヴィティン博士も
言及していて
人間は何かを気にかけているとそれを忘れることを脳が恐れて
脳の灰白質という場所が常に動いている状態になってしまう習性があります。
この状態を脳のリハーサル・ループと言いますが
このリハーサル・ループというものが起きた状態では
自分の気になっていることがずっと頭の中でリハーサルされてしまって
何かがずっと気になってモヤモヤしているような状態になります。
そうすると心配事がおさまらなくなってしまったり
寝付けなかったり、ずっと心が休まらない状態になってしまいます。
こうなってしまうと、脳は寝ている間もしっかりと休むことが出来なくなります。
寝ている間に人間の脳は記憶の整理などもしているので
これもできなくなってしまうことでその日に勉強したことや経験したことが
脳に定着しないということも起きて、様々な問題も発生してしまうという事なんです。
要するに早く眠りにつけるというのは
それだけ脳が正常な状態であるという証でもあるので
是非とも寝る前に5分だけ翌日の予定、Todoリストを書いて
脳をオフの状態にすることを実践して頂きたいんです
注意点
一つだけ注意点があって
Todoリストを書く際は、人間は欲張りな生き物なんで
ついつい自分が出来る事以上の予定を立ててしまう
という事を知っておいてください。
これを知らないと自分の立てた予定があまりに多すぎて
メンタルが落ち込んでしまうという事になってしまいます。
予定を書き出す際はある程度余裕を持たせたり
最低限やるべきことはこれだけといった具合に優先順位をつけることによって
良い予定、良いTodoリストを書き出すことが出来ると思うので
実践して頂ければ嬉しいです。
まとめ
最後にまとめなんですけども
寝る前に5分だけ「次の日の予定、Todoリスト」を紙に書き出す事によって
今日やるべきことは終わったと自分の脳に教え込むことが出来て
脳がオフの状態になると。
何かを気にかけていつまでも動き続けてしまう
脳のリハーサル・ループと呼ばれる状態を防ぐことによって
眠りにつくまでの時間を平均9分早める事が出来ますよと。
そして翌日の予定、Todoリストを書き出す際は
余裕を持たせたり、優先順位をつける事によって
良い予定を書き出す事が出来る。
そんなお話をさせて頂きました。
▼参考文献
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