科学的、最強の勉強法3選

科学的、最強の勉強法3選

みなさんどうもこんにちは

今回は科学的エビデンスを基に

最も効果的、効率的な勉強方法を解説していきます。

ではいきましょう。

最強の勉強法1

早速ですが、2014年にオークランド大学のバーバラオークリー博士が

様々な勉強法の中でも特に効果が高かった勉強法を10個にまとめた

文献レビューがあるんですけども、今回は

その中でも特に効果的で実践しやすいと感じた方法を3つ解説させて頂くと

1つ目が思い出す事、想起することです。

人間は聞いたり、読んだりして情報を頭にインプットしているときではなく

忘れたことを思い出している時に記憶が深まります。

ですから、思い出す回数を増やすようにしたほうが良い、という事で

最近よく言われているインプット回数よりアウトプット回数を増やすことを

重視しないといつまでたっても勉強が出来る様にならないよという話とも

繋がるんですが

例えば、テキストを1ページ読んだら

そのたびにテキストから一度目を離して

今読んだばかりの内容を思い出すということをしてみてください。

書いてあった内容や自分がどう感じたかということを

思い出し、出来れば自分の言葉にして声に出すことが最強です。

めんどくさいと感じる場合は、1ページ毎でなくてもいいですし

慣れてきたり記憶力が高まってきたら

セクションごとにするなど調整してみてもOKです。

ただ、おすすめは1ページ毎です。人間は思い出す回数が多ければ多いほど

記憶に残りやすくなる、本当の意味で自分の知識になっていくからです。

ただ、1ページごとに思い出す作業をしていたら勉強が全然進まないじゃんと

心配される人もいるかと思いますが、大丈夫です。

例えばテキストや実用書を1度、読んだだけではほとんどすべて忘れます。

僕もそうですが、読んで1か月もたてば何を書いてあったかさえ思い出せなくなります。

忘れる=読んだ時間が全くの無駄になったという事ですから

その無駄な、ほとんど忘れるけど本を読んでいる

という時間が確実になくなっていくので

1ページごとに思い出すことを実践してみる事をお勧めします。

科学的勉強法2

そして2つ目の勉強法が常に自分をテストする事

テキストの内容やノートの内容を覚えているか

常に細かくテストするというもので

先ほどの「思い出す」と少し似てるんですが

例えば数学の勉強をしていて新しい数式を覚える際は

1つ目の「思い出す」というテクニックを使いますし

覚えた数式をしっかりと実践的に使えるかを「テスト」することで

覚えた知識を応用的に使えるようにする、記憶に定着させていくといった

イメージで考えて頂ければ分かりやすいかと思います。

お勧めの勉強タイミングとしては午前中は集中力が高い時間帯なので

インプットやノートを取るなどして新しいことを学び

1つ目の「思い出す」テクニックを使って新しい知識をどんどん増やしていきます。

反対に、午後になると集中力が欠けて中々新しいことを

学ぶことが難しくなってくるので

午後は2つ目の、「テスト」の時間にして、覚えた知識を実践的に使える様に

記憶に定着させていくといった感じで勉強して頂ければ効果的かと思います。

あと、教科書やテキストに載っていることを完全に理解してから

テストや問題集をするという人がいますが、非常にもったいないそうで

少し読んだら、細かくテストしていく方が、記憶にも残りますし

理解も圧倒的に進むので、細かくテストすることを実践して頂ければと思います。

科学的勉強法3

そして、最後3つ目の勉強法が間隔練習で

分散学習とほとんど同じことだと思うんですが

これは一気に勉強するより、間隔をあけて数回に分けて勉強した方が

記憶に定着するよという内容で

脳が一度に記憶に刻み込む能力、いわゆる脳の運動量みたいなものですが

脳にはこなせる運動量が限られているので覚えておきたい情報は

間隔を開けてちょこちょこ見る、覚える、学習する方が効果的で

間隔を空けてちょこちょこ頭に刻み込むことで

アッという間に記憶に定着するかと思います。

まとめ

最後にまとめなんですけど

科学的研究により数ある勉強法の中でも特に効果の高い勉強法

というのは分かりつつありますよと。

それは思い出す事、常に自分をテストする事

間隔を空けて数回に分けて勉強する事で

時間帯によっても人間の能力は変動するので

午前中は新しいことを学んで、思い出すテクニックを使う事で

知識を増やし、集中力が落ちる午後はテストを重点的に行う事で

新しく増やした知識を実践的に使える知識として

記憶に定着させていていくといった具合に

勉強して頂く事で科学的に効果のある勉強を行って

頂けますよと。

そんなお話をさせて頂きました。

▼参考文献